5月19日に定期開催されている老健合同勉強会が実施されました。
今回のテーマは「移乗」!
移乗時の声掛けの仕方や環境設定の仕方、「移乗は何のために行っているのか」を介護士の視点から発表しました。
※画像はクリックすると拡大できます
リハビリからは、実技を中心に伝達しました。
事前のアンケートの中にも...
「症例・体格別の移乗方法がわからない」
といったように、移乗方法の引き出しが少なくて困っているという意見が多く聞かれていました。
そこで実技として、3パターンの移乗方法を伝達しました。
まずは、Hold&Cover法です。
対象としては、
・後方に突っ張ってしまう人
・アームレストやベッド柵をつかんでしまう人
などが挙げられます。
次は、かつぎ法です。
対象としては、
・介助量の多い人
・体重の重い人
・利用者が自分より大きい人
などが挙げられます。
最後に、膝もたれ法です。
対象としては、
・利用者が自分より小さい人
などが挙げられます。
勉強会に参加した人の感想です。
「体の大きい人、小さい人で方法があるのだと分かりました。」
「全介助の方法がわからなかったので今回勉強できてよかったです。」
「型にはまらず自分と相手にあった方法を選んでいきたいです。」
勉強会後、アンケートを実施したところ
満足度は5段階で平均4.35でした
すべての方法に基本的な対象はあるものの
自分のやり易さや利用者様の状況にあった方法を選択することが大事です。
いろいろな引き出しを持つ。
専門職にとっては重要なことだと改めて感じさせられました。
移乗の引き出しを増やしたい方は、次の動画をご覧ください。(動画はかつぎ法です。)
勉強会参加者の声です。
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